JIJUFINの特徴

フェーズプラグをFINタイプにしたことで、次の3つの改善効果を狙っています。

  1. フェーズプラグ自体にFINを追加する事により、音響レンズの役割を持ち拡散効果と自然な定位感を再現 
  2. 先端の小さな孔径約10%の拡大とコニカルホーン形状による直接音の拡充化。
  3. カップ部音頭管の連通孔を1カ所から2カ所に増設する事で音抜け性の改良。

音場の聞こえ方は、JIJUとJIJUJETの中間を狙いました。また、フェーズプラグ先端の孔は、JIJUJET比で約10%ほど拡大し、高音域の量とイヤホンからの直接音を若干増やしカップ拡散音との比率を変えて初めての方でも聴きやすいものとしました。


ポップス、ジャズ、クラシック等に合うコンサートホールでの音響(残響)を再現しようと考えたイヤーピースです。本来、CD等の音源には残響成分も含まれていますが不足気味です。専用のオーディオルームで理想の残響特性を作るには多額な費用がかかりますので殆どの方は諦めてしまっています。このオーディオルームの再現をこの小さなイヤーピースで実現しようとしたのが、一連のJIJUシリーズとなります。音響特性上、メタル系や打ち込み系の音には合いません。


「JIJUFIN」はJIJU同様、カップ型と比重の異なるフェーズプラグで栓をする事で、音質的な種々の課題の解消が図られています。これにより、音楽への没入感がより深く感じとれるとおもいます。イヤホンへの取付けは、ステム端部の細長い一部の製品を除き多くの機種に対応が可能となっています。(ステム先端の外形がΦ5.5mm以上の製品に適合。Φ5.5以下の場合、軽く回転したり抜け易くなる場合があります)詳しくは弊社LIZER LABのHPを参照ください。加工が複雑で原価は高いものとなりましたが、価格は低く抑えております。


このイヤーピースは、フェーズプラグの抜け防止には特段の配慮を施し、簡単には抜けない抜き力を確保しています。その抜き力は、ステム装着側の抜き力とほぼ同等になるように設定しており、適切な使用状態においては、カップからプラグが抜ける事はありません。また、プラグ全長を大幅短縮したことにより、ステムへの組み込み時、フェーズプラグとの干渉防止が図られています。尚、購入された商品のカップのサイズが合わなかった場合、弊社HP問い合わせよりご連絡頂ければ交換対応とさせて頂きます。製品は日本国内での製造となります。