特徴・その他

  • ■ 外耳道に挿入されたカップ内と外耳道には通常イヤピース比で約2倍程度の空間確保が可能となり、カップ内を含む外耳道内の音の反射・位相をフェーズプラグ部等で整え、裸耳に近い状態での視聴が可能となっています。
  • ■ カップの一部に小さい孔を開けるため若干の低音の減衰と、カップ内での音の反射・拡散があるため高音域の僅かな減衰があります。特に音に拘る方はその点を踏まえてイヤホンを選定して頂くことが一つのポイントになるかと思われます。その一方でよくみられる「低域のこもり感」や、「高音の刺さり」の低減に有効な面も確認しています。
  • ■ 出音時、カップ内の音圧はダイレクトにカップにも伝わり、また、外耳道との密閉性が高いこともあり、パッシブラジエーター的な役割りを持つため、カップに孔を開けたことで若干減衰された低音域を一部補うほどの役割りを持つとみられ、更には、低域については外耳道の皮膚でも感じ取ることも期待できるものとなっています。
  • ■ このイヤーピースは、栓体に金属製フェーズプラグを使用しておりますが、イヤーピースからの抜け防止には特段の配慮を施し、簡単には抜けない構造となっています。仮に何らかの原因で抜け掛かった場合でも、次の溝で止まる2段階抜け防止機構としており、特に安全面に配慮したフェールセーフ構造となっています。
  • ■ シリコンは一般的に孔など加工を加えた場合は亀裂が生じやすくなりますが、特殊シリコンを使用することで亀裂などを発生しにくくしています。
  • ■ イヤピース「JIJU」をイヤホン本体に深く挿入した場合でも、イヤピースの音道部の孔をふさがないシンプルで機能的な栓体構造になっています。
  • ■ カップ先端の縁部には若干の剛性をあげるよう厚みを設けてあります。この縁部分でより高い密閉性を確保する形状としています。
  • ■ このイヤピース「JIJU」を使用した場合は、ステム軸部を耳下部の「珠間切痕」という凹部に掛ける(外耳道に挿入しない)ことで、フルオープンでの聴取が可能となります。音量はイヤホンの音が約1割程度、外部音が9割ほどの聴取が可能で、主に周りの音を聴きながらBGMの様にすることも可能です。但し、耳の珠間切痕部の凹形状やSサイズ等の組み合わせによっては掛けられない場合もあります。この掛け方を「珠間掛け」と名付けてみました。長時間視聴での聴き疲れ後や、何かの作業時、読書等でのBGM程度に聴く場合に適しているとおもわれます。
  • ■ カップの成型以外の加工である音道孔やカップ部の小さな孔は、孔径や真円を保つため、自製特殊工具によるハンドメイドとなります。
  • ■ 以下、注意事項として、イヤピース「JIJU」は栓体であるフェーズプラグに金属を使用している特性上、熱くなる場所や、極端に冷えた状態で使用すると、火傷や頭痛等の原因になり得ます。高温時での使用は避け、冷たい時はポケットに入れる、又は手で握るなど体温に近い状態でご使用ください。
  • ■ 今回、フェーズプラグはステンレス製としており、金属アレルギーの有る方はかゆみ等が生じる可能性があります。その際は使用を控えて頂くようお願いいたします。
  • ■ イヤホンのステム部先端の外形がφ6.0以上のものでご使用ください。それ以下になりますとイヤーピースがステム部から外れやすくなったり、回転し易くなります。予め寸法を確認の上ご使用願います。一部ステム径の細いメーカーを除き、ほとんどの国内メーカー製イヤホンに適用可能な仕様となっています。
  • ■ このイヤピース「JIJU」は、孔位置が顔面側前方方向になるようにセットして頂くことで機能が発揮されます。孔位置が約15度以上程度ずれてくると頭外定位の効果が薄れてきますので、位置がずれた際は回転方向の調整をお願いします。
  • ■ イヤピース「JIJU」をイヤホンに組み付ける際は、栓体である金属をイヤーピースのシリコン部に組み込んだ状態で取付けてください。イヤホンにイヤーピースのシリコン部を組み付けたまま栓体を組むことはできません。尚、イヤーピースをイヤホンに組み込む際は斜めにして挿入すると入りやすくなります。
  • ■ イヤピース「JIJU」は、カップ型でも外耳道への挿入時に座屈しにくい形状を追及しました。但し、外耳道への挿入側がカップ開口部でありR形状としていますが若干挿入しにくい面はあります。少しひねるように挿入頂くと入りやすくなります。
  • ■ カップ部と栓体であるフェーズプラグ部は日本国内製品となります。